ETCカードの使い方とゲート・レーン通過するときの注意点
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ETCカードの使い方の基本と、ETCゲートやETCレーンを通過する際の注意点について詳しく解説しています。
カードの挿し忘れや有効期限の確認の重要性、二輪車に特有の注意点なども解説していますので参考にして下さい。
ETCカードの基本的な使い方
ETCカードの基本的な使い方は、カードを車載器に挿入するだけです。
しかしカードの有効期限切れや挿し忘れによるトラブルには注意が必要です。
カードの有効期限切れ、挿し忘れの場合は、ETCゲートの開閉バーが開かずに
衝突してしまうこともあるので注意が必要です。
ETCカードの有効期限について
一般的なクレジットカードに有効期限があるのと同様、ETCカードにも有効期限が決められています。
有効期限が切れているETCカードでは、ゲートを通過することができません。
一般的には、3年~5年でETCカードの更新となっています。
ETCカードに記載されている「MONTH/YEAR 05/17」などの表記をこまめに確認しましょう。
ETCカードの挿し忘れに注意する
ETCシステムの利用では、カードの挿し忘れによるトラブルが多くなります。
ETCカードを車載器に挿入したままでは危険です。
ただし挿入のし忘れにも注意する必要があります。
ETCゲートを通過する間近に挿し忘れに気づいた場合は、一般レーンから有料道路に入りましょう。
出口の料金所でETCカードによる精算をするようにしてください。
ETC車載器とは?機能・価格・セットアップについて
ETC車載器とは?
ETC車載器は、有料道路の料金所に設置されているアンテナと無線通信するための機械です。
車載器が設置されている自動車の情報を無線通信で道路会社に伝え、適正な通行料金を支払うために利用しています。
ETCカードの車載器は、自動車メーカーで販売されているほか、
アフターパーツとしても販売されていますので、好みに応じで選べるようになっています。
ETC車載器の価格について
ETCカードの車載器の価格は、その機能により大きく異なっています。
5,000円前後の安価なものから3万円を超える高機能のタイプも市販されています。
ETCカードの申込みを済ませたら、予算と機能から車載器を選んでみてはいかがでしょうか。
ETC車載器のセットアップについて
ETCカードの車載器は、自動車に取り付ければ、すぐに使えるというものではありません。
自動車の車両情報を車載器に登録しなければなりませんが、この作業のことをセットアップといっています。
車載器のセットアップは、特別な機械が必要になります。
販売店やディーラーに依頼するのが一般的です。
セットアップの料金は、2,500円~3,500円程度ですので、大きな負担になることはないと思います。
ETC車載器の動作確認の方法について
自分でETC車載器を自動車に取り付けることも可能です。
しかし正しく取り付けられているかどうかの「動作確認」ができないのが問題となります。
ディーラーやカー用品店で動作確認をしてくれる場合がありますが、
手軽に確認したい場合は、「一般/ETC」に対応したゲートを通過してみることです。
ETCカードの車載器が正しく取り付けられていれば、そのまま通過できます。
取り付けに問題がある場合でも、通行券を受け取って有料道路に進入できます。
ETCゲート、ETCゲート通過時の注意点
ETCゲートとETCレーンの違いとは?
ETCゲートとETCレーンの違いは以下のようになります。
- ゲート:出入口、門のこと
- レーン:車線、通行区分のこと
高速道路を利用したことがある方なら分かると思いますが、有料道路の入口には、「門」のようなものがあります。
この門のことをゲートといい、ゲートに向かう通行区分・車線のことをレーンという言い方をします。
ETCゲートの種類
ETCゲートには、以下の3種類があります。
- ETC専用
- 一般
- ETC/一般
ETCカードが使えるようになったら、ETC専用レーン、あるいは、ETC/一般のレーンからゲートを通過するようにしてください。
一般のETCゲートに進入してしまったら?
もし、うっかり「一般」のETCゲートに進入してしまったら、慌てずにそのまま有料道路に入ってください。
慌ててゲートで停車してしまったり、車両を後退させてしまうと、追突事故などの原因になってしまいます。
ETCカードで通行料金を支払いたい場合は、有料道路の出口(一般)で料金所の係員にETCカードを渡すだけです。
二輪車でETCカードを使うときの注意点とは?
二輪車でETCカードを使う場合も、カードの挿し忘れに十分に気をつけなければなりません。
ETCレーンに入ってから車載器にカードを挿入することは困難です。
追突事故による怪我のリスクが自動車以上にあるからです。
ETCの開閉バーが開かなかったときは?
もし、ETCレーンに進入しても、開閉バーが開かなかったら、慌てずにインターホンで係員に連絡してください。
自動車を後退させてはダメなのはもちろん、車外に出るのも危険です。
道路会社の係員が安全に配慮した指示をしてくれますので、その指示に従って行動するようにしましょう。